中学受験をご検討中の保護者の皆様、ご苦労様です。
2020年5月末に緊急事態宣言が解除されて、コロナ禍ではあるものの通常生活に戻った8月中旬。
5月末と言えば、ムスコの成績が大暴落して底まっしぐら!の状態でした。
ご褒美制度を具体的に設定してテスト対策してきた後…どうなったのか?
7月末、塾で言うトコロの前半戦が終わり、9月から後半戦が始まります。
そんなワケで、7月末時点での成長過程を一旦総括しておこうと思いまして。
結論から言うと、『成績は、少しずつ回復傾向。でも、まだまだ乱高下が続きそう』…といったトコロです。

株式相場みたいやな!
それに、結論になってへんやんけ!
我が心の代読者、paddle師匠!
先の見通せない株式相場に例えると、分かりやすいかなと思いまして(^^;
4歳上のムスメの時もそうでしたが、途中経過ではまだまだ乱高下して当然です。
勉強のモチベーションを上げるために、ムスメとは一風変わったご褒美制度を導入しました。
具体的にどういったご褒美制度だったのか?
前回の記事は曖昧だったので、詳細内容をご紹介したいと思います。
もちろん、ご褒美制度だけで回復したワケではないと思います。
コロナ禍ではあるものの、(一見)通常の生活に戻ったコトも回復要因ですね。
その辺りも、少し紹介したいと思います。
2020年上半期の総括
育成テストの結果
下図は、2020年上半期のムスコの育成テストの結果です。
(『評価』の推移だけ分かるようになっています)
小4から小5に入りコロナ禍前まで…”6”から”7”、イイ時は”8”の『評価』で推移していたムスコの成績ですが、5月を過ぎて異変が生じ始めます。
5月23日のテストで初めての”5”を叩き出しました!
その後持ち直して、6月6日以降のテストでは”6”以上をキープできるようになってきました。
最後の方で、ようやく”7”を取れる回も出てきましたが…最終回で”6”に戻っちゃったので『復活。V字回復!』とも言い切れないですね。
余談ですが7月中旬頃、ムスコと『進撃の巨人(アニメ)』を観まくってました(^^;
『評価』の判断基準とは?
この”6”とか”7”っていう『評価』について、どうやって算出しているのか?
偏差値に換算すると、下表のようになるらしいです。
評価 | 偏差値換算 |
---|---|
10 | 70.0~75.9 |
9 | 65.0~69.9 |
8 | 60.0~64.9 |
7 | 55.0~59.9 |
6 | 50.0~54.9 |
5 | 45.0~49.9 |
4 | 40.0~44.9 |
3 | 35.0~39.9 |
もちろん、正規分布と仮定した場合の換算式なので、この表通りにはならないと思います。
また、偏差値の換算方法については話が逸れてくるので…別途機会があれば、ご紹介しますね。
改めて『評価』について、もう少しザックリ言うと…
平均点以上で”6”、平均点未満は”5”という棲み分けです。
ムスコの点数を見ていると、平均点より約40点高ければ”7”の領域になります。
なぜ成績が回復できたのか?
これは、二つの要因が考えられます。
ご褒美制度を再設定
テスト結果に応じて報酬制度(以下、ご褒美制度)を設定しました。
その内容については後述しますが、ムスコのモチベーションを引き上げる要因になったと思います。
コロナ禍だけど通常生活に
5月末に緊急事態宣言が明けてから、通常の生活に戻りました。
4、5月の緊急事態宣言でstay homeを余儀なくされた結果、全く勉強しなくなったムスコ。
勉強しないので、テストをやっても当然出来るワケもなく…ひたすら右肩下がりでした。
今考えれば、stay homeはムスコにとってのメンタル異常だったのかもしれませんね。
通常生活を取り戻して、メンタルも回復傾向にあるんじゃないか?と思います。
ちなみにムスメの場合
ムスメが5、6年生の時…『評価』は”5”と”6”を行ったり来たりしていました。
”7”を取ってくるコトは、ほぼ無かったワケです。つまり、ムスコは意外と優秀な方と言えます。
(御三家狙いのコ達は”9”とか”10”とか取ってくるでしょうけど)
では、なぜムスメとムスコに成績差が生じるのか?
私は、『持ってるポテンシャルの差』だと思っています。簡単に言うと、飲み込みが早いか?遅いか?の違いですね。
でも、ムスコは極端な勉強嫌い。
もっとマジメに勉強すれば、もっとイイ成績を取れるハズなんだけど…と、ムスコの態度を見ていて毎回残念に思います。
ムスコにやる気スイッチを入れてあげられない私も悪いのかもしれませんね。
ご褒美制度ってどうなの?
ご褒美制度とは
我が家では、ご褒美制度として『アウトプットに対して与える報酬』(以下、『アウトプット報酬』)と『インプットに対して与える報酬』(以下、『インプット報酬』)に分けています。
中室牧子氏によると、”結果や成果に報酬を与える『アウトプット報酬』よりも、勉強したプロセス(過程)に報酬を与える『インプット報酬』の方が良い”と。
そして、その理由や根拠を解説しています。
私は『どちらに対しても報酬を与える』方法を取っています。今回は『アウトプット報酬』にフォーカスしてご紹介しますね。
我が家のご褒美制度
ご褒美制度を次のように設定しました。
育成テストの場合
- 評価6…『鬼滅の刃』1冊分。
- 評価7…『鬼滅の刃』5冊分。
- 評価8…『鬼滅の刃』10冊分。
公開模試の場合
- 偏差値50…『鬼滅の刃』1冊分。
- 偏差値51…『鬼滅の刃』2冊分。
- 偏差値52…『鬼滅の刃』3冊分。
- 以降、1ポイント上がる毎に1冊分増やしていく…という報酬に。
現状とこれから
上述のご褒美制度を5月末に設定しました。
結果…ムスコは、なんやかんやで『鬼滅の刃』を11巻まで獲得しました。(2020年8月現在)

『鬼滅の刃』は23巻くらいで完結するんちゃうのん?
全巻買った後は、どないするん?
そうなんですよのpaddle師匠!
1巻あたり400円なので、これに相当する何かを買ってやるか。ポイント制度にしてノートに付けておくか…と考えています。
マンガ、アニメ、ゲーム大好きムスコにとって、モチベーション向上になればイイかなと考えてます。
ちなみに、このご褒美にかかるお金は、私のなけなしのお小遣いから捻出しています。
私の財布の中身がスッカラカンになるほど、勉強して成果を上げて欲しいのですが…なかなかそうは問屋が卸さない…ですね(^^;
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