中学受験をご検討中の保護者の皆様、ご苦労様です。
小6になると、6月末以降に実施される日能研模試は志望校登録が必須です。
我が家では、志望校を8校と定めていたのでそのまま8校を登録しようとしたのですが…
ここで、優先順位を付ける必要があったワケですね。

当たり前やんけ!
今頃気づいたんか!!
わかってたんですけどねー(≧∀≦)
親としては『ここに通わせたい!』と思う学校があるものの、私と妻で意見が合わず…ムスコも志望校にピンと来ない状態。
ムスコがピンと来ないのは、しょうがないかもしれません。
本来、小5で体験する文化祭等…コロナ禍で機会が無かったワケですから。
でも、夫婦で意見が割れているのはマズイ!整合しておかなきゃ!!ってコトでイロイロ話し合ったのですが…
やっぱり意見が合わず、煮詰まっちゃいまして(^_^;)
『じゃあ、第三者の意見を聞いてみよう♪』という話になり、個別指導塾の先生(以下、TOMAS)に頂いたアドバイスを今回ご紹介したいな、と。
結論から言うと、以下の学校を薦められました。
- 文武両道を重んじる男子校
- 先生の質(面倒見)が良い学校(付属か進学校かは問わない)
- 最終的には本人(ムスコ)に判断させる
結果としては、すんなり腹落ちしました。どういう点で納得できたのか?
深掘りしながらご紹介しますね。
では、行ってみましょう!
志望校の優先順位付け
選択校リスト
いきなりですが、選択校リストをご紹介します。
学校タイプについて少し補足しておくと、下記のようになります。
(一概に何とも言えない部分がありますが、ザックリこんなイメージと捉えて頂ければと)
- 管理/自由
管理…面倒見が良い。
自由…自主性を重んじる。 - 進学校/半付属校/付属校
進学校…併設大学を持たず、受験指導が有る。
半付属校…併設大学への進学が50%未満、受験指導が有る。
付属校…併設大学に80%以上進学できる学校。受験指導が無い。
TOMASから頂いたアドバイスに基づいた結果、男子校>管理>付属校/進学校という優先順位になりました。
優先順位付けの理由
ムスコの特徴をご紹介すると、以下の感じです。
- 整理、整頓が苦手。
- 忘れ物だらけ。忘れたコトすら気づいてないコトも。
- ノートの字がすごい雑!
- マンガ、アニメ、ゲーム大好き♪
- 机にじっと座ってられない。
- テンションが上がると、声が大きくなる。
一言でいうと、『ちょっと心の成長が遅い』ザ・男子!ですね。
小6になって改善されつつありますが、低学年時からあまり成長が見られない(^_^;)
でも、ムスコだけがこんなんじゃなくて、世間一般の小学生男子の大半がそんなもんらしいです。
で、『ちょっと心の成長が遅い』男子には、男子校でじっくり見てくれる学校がふさわしいんだとか。
まぁ、納得できる話だし、ムスコにも合ってそうかなと。
そんな理由で、優先順位として『男子校』を1番、『面倒見の良さ(管理)』を2番というアドバイスを頂きました。
スンナリ腹落ちしたのですが、話を聞くまでは…男子校?管理?に少し懐疑的だったのです。
志望校を親が主導すべき理由
親の思い入れはNG
私の主観として、(志望校として)次のようなイメージがありました。
付属校>共学>自由
これは、勝手な私の思い入れです。
自分の過ごしてきた学校が、付属校で、共学で、自由だったからです。
自分が得られた経験を、子供達にも経験させてあげたい…と勝手ながら思っていたのです。
改めて中立的に考えると、私の思い入れはムスコにとって足枷になるかな、と。
そんなワケで、ムスコが望む学校ならばウェルカムなのですが…ここで問題点が。
- 行きたい学校と行ける学校は異なる。
⇨偏差値という関門がある以上、その学力に到達していなければ入れない。 - イメージだけ先行して、中身を知らない。
⇨人間に例えると『容姿は整っているけど、中身はどうなの?』っていう問題。子供のみならず、保護者ですら見抜けないコトも。
TOMASだと、志望校という観点ではなく、通学者という観点でも学校を知っているため、その観点でのアドバイスを頂けました。(詳細は後述します)
親が主導でムスコに決めさせる
一番の問題は、ムスコ自身が行きたいと望む学校が無いコトですね。
実際にはあったのですが、偏差値的にムリそうって現実が見えてきました(^_^;)
また、(子供全般)人生経験が少ないので『どの学校に進めば、どういう未来が予測される』という見通しを立てるのはチョット無理。
ならば、親が主導で志望校のリストを作成して、『この中から好きなの決めてイイよ』とメニューみたいに差し出してあげると子供も選びやすいんじゃないかと。
当然、ムスコも塾等で情報を仕入れてくるので、『気になる学校があったら教えてね!』と伝えてあります。
ありたきシナリオは、ムスコが行きたいと思える学校のレベルにレベルアップするコトですが…なかなか思い通りにはいかないものですね(^。^)
TOMASのアドバイス
面談していて、TOMASから頂いたアドバイスはある意味、的を射ていたんじゃないかと。
その理由について、次のように考えました。以下、ご紹介しますね。
生徒の成長を予見できる
中学受験専門塾は、生徒を中学受験に合格させるまでが仕事。
少しでも高い偏差値の学校に合格させるコトを優先します。
悪い言い方をすると、その後の中学校生活については『守備範囲外』になります。
一方、TOMASのような個別指導塾は、中学受験の指導に留まらず大学受験までの勉強を個別で指導しています。
先生たちは、中学受験生の小学生だけではなく、高校/大学受験の生徒まで幅広く見ているワケで。
すなわち、中学受験のその後の生徒達の成長過程も見ているコトから、どの私立校がムスコの成長イメージに合うか?
経験上、予見できるのかなと。
TOMASからアドバイス頂いた『男子校、かつ管理型』の学校は、ムスコが中学、高校生になった時のイメージとその学校に通うイメージがぴったり重なる…とまで言われました。
経験上、実績上そう言われたので、その通りなのでしょう(^O^)
学校を熟知している
『志望校』を目指して通塾する生徒(とその保護者)は、飽くまで『志望校』という目線でしか学校を見れません。
対してTOMAS側は、学校に通学する生徒をフォローする形として学校の実態を知っています。
我が家も、ムスメが私立校に通学しているという点で、保護者の観点から私立校の実態をよく聞きます。
偏差値に見合った学校か否か?保護者の観点で見ればわかる学校も増えてきました。
それでも、TOMASの方が情報量が豊富です。
ある意味、学校の実態把握も塾の仕事ですから、当然と言えば当然ですね(^O^)
最後はムスコに判断させる
最終的には、ムスコ自身が受験する学校を決めて、ムスコ自身が勝ち取った学校の中から通学する学校を決めてもらう予定です。(もちろん、親の立場からアドバイスしますが)
話は少し逸れますが、ムスメが中学受験時には私が勧めた学校ではなく、自分が通いたい!っていう学校を受験させました。
結果、その学校は残念でしたが…親の願望を無理強いしなくて良かったかなと。
自分で自分の人生を勝ち取っていくチャンスなんだっていうのを理解してもらえたと思います。
そういう意味でも、中学受験って勉強だけじゃ得られない学びの場、成長の場になるはず。
温かい目で子供を見守っていきたいですね(^。^)
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