中学受験をご検討中の保護者の皆様、ご苦労様です。
二月の勝者(12)では、11月の中学受験生徒アルアルが出てきます。
特に冒頭、生徒の今川里依紗が吉祥寺女子の過去問をカンニングして合格点をゲットするシーンが。
ちなみに、今川里依紗の偏差値は40台。吉祥寺女子の偏差値は60台なので…普通に考えると合格ラインを越えらません。
カンニングは、アルアルなのか?と思った方!
残念ながら、アルアルなんですよね(^_^;)
私の子供周りにも、カンニングするコが実在したそうです。

ウチの子はどうなのかしら?
と思った保護者様!
今回は、こんな子はカンニングする傾向にあるかもしれませんっていう話と、
こうすればカンニングは防げるかもっていう話をご紹介したいと思います。
では、行ってみましょう!
カンニングの罪
まず、カンニングは有罪です。
カンニングすると、どうなるのか?
それを教えてくれるのが『しくじり先生』。
女芸人”餅田コシヒカリ”のカンニングにまつわるしくじり話ですね。
ABEMAの公式サイトはこちらから
カンニング未遂とはいえ、停学処分になった…という、オモシロいけどやっちゃいけない話でした。
餅田さんはカンニング当時、高校生でした。でも、我々が向き合っているのはまだ精神的にも幼い小学生。
どんな子がカンニングしちゃうのか?
アルアルかもしれませんが、検証してみましました。
なぜカンニングするのか?
二月の勝者(12)では、次のような子供達がカンニングする生徒アルアルとして紹介されています。
- 悪い点数を取ると親にきつく叱られる。
- 親の喜ぶ顔が見たい。
- 親に褒められたい。
- 「いい点を取る」ことが自分の価値だと勘違いする。
4点目は少々異なるかもしれませんが、上記に当てはまる共通点、それは『親の存在』です。
- 子供自身は望んでいないのに(親に)高すぎる志望校を設定される。
- 子供の向いてる先は、いつしか志望校ではなく親の顔色伺い。
- そしてカンニング行為に。
カンニングに至る経緯をまとめると、上記のようになりますね。
親に精神的に追い込まれるコトがカンニングする主原因だというコトは間違い無いでしょう。
我が家の場合
ちなみにですが、我が家の場合…ムスコもムスメもカンニングはしていないようです。
そう確信したのは、次のような事例があったからです。
解答・解説を見たがらない
問題を解いていてなかなか解けずにイラ立つムスコ。
『解らなかったら解答の解説見ればイイじゃん』
という私に対し、

解答見ちゃ、勉強してる意味ねーんだよ!
なぜだか、私が叱られる始末。
解答を見るのと解説を見るのは意味が違うと思うんですが、それを言うと逆ギレされちゃいます(^_^;)
良くも悪くも、問題を解いている間は答えを見たがらないようです。
テスト結果が二極化
テストでは、豪快に良い点を取ってくるか、豪快に悪いか…
二極化されます(^_^;)
(算数の共通問題だけですが)テストで満点を取ってきたコトも。
満点を取ったこの算数。
周囲で100点だった生徒がいなかったので、カンニング行為で取った100点ではないと証明できます(^O^)
こんな具合で…良い時は良い点数を、悪い時は悪い点数を(堂々と)取ってきます。
ジェットコースターの度合いが半端無いですが、それはカンニングをしていない証拠。
(カンニングの観点では)やってないんだ、と安心して良いと思ってます(^O^)
カンニングを防ぐには
カンニング疑惑の確認
お子様がカンニングしているか否か?確かなのは…ズバリ、塾に聞いてみるのが一番だと思います。
塾側は、見て見ぬふりしているコトがあるようです。
ムスメ曰く、彼女の受験期にもそういったお子様が。
それを保護者面談時に相談した際、塾側は把握しているものの敢えて黙認していたようです。
特に、親御様が今川里依紗のお母さんみたいな存在だった場合…カンニング行為を保護者に伝えるコトは逆効果なワケで。
黙認するか注意するか?塾側によりけりでしょうが、一番気をつけるべきは我々保護者サイドじゃないかと考えられます。
保護者が出来る最良策
一番の最良策は、保護者が『テスト結果がどうであっても褒める』だと思います。
テスト結果が悪い時でも、子供の解答を見るとナイスプレーがあるワケで。
そこを探し出して『褒める』、『励ます』のが親の有りたき姿なんじゃないかと。
ただ、冒頭でも述べたカンニングの原因の一つには『親に褒められたいから』も。
これは褒め方に原因があるのかもしれません。
例えば、良い時には結果だけ褒める。悪い時には塩対応…親がこんな態度でいた場合、子供は褒められたくてカンニングに至るかもしれません。
では、どうすべきか?
個人的には、次のような褒め方がいいんじゃ無いかと思います。
- 良かった時も悪かった時も褒める。
- 悪かった時は一部分でも良いから良かった点を探して褒める。
- 結果を褒めるのではなく、プロセス(過程)を褒める。
具体的には、二月の勝者(12)で佐倉先生が今川里依紗に褒めていたような声かけですね。
出典:二月の勝者(12)
今川里依紗は、お母さんに追い詰められて精神的にキツそうな様子が伺えますが、褒められてうれしいのは間違いないハズです。
最後に
子供にとって中学受験は通過点。
大人になった時に、良い経験になるのか、忘れたい経験になるのか…
それは、保護者である我々が、子供とどう向き合えるか?
これが一番だと思います。
子供にとっては消したい黒歴史にならないように…
(親子でバトルしながらも)後から振り返って良い経験となる受験にしたいですね(^O^)
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