2018年、ムスメの受験が終わり、なんとか私立中学に入学しました。
入学前に抱いていた私立中学像と、入学後に実感することには、少しギャップがあります。
今回は、そのギャップについてご紹介したいと思います。(ムスメが中学2年生時点でのご紹介です)
友達に恵まれた!
実は、ムスメにとっては、第一希望の学校は残念な結果に終わったのです。
皮肉な結果ですが、入学することになった学校は、偏差値的にはムスメが受けた中で一番レベルが高い学校。
学力的についていけなくて、落ちこぼれるのではないか?
お金持ちのボンボンのお嬢様がいて、ウチのムスメが振り回されて毒されるのではないか?…と心配していました。
しかし、心配は皆無でした。
話に聞く生徒達は、良質のリンゴが揃っている感じのようです。
逆にウチのムスメが、周りのコに悪影響を与えているのではないか…と心配してしまいます。
生徒達は割と精神的に幼い
レベルの高い学校なので、みんな落ち着いているのかと思いきや…
学校での様子や、保護者の方々のお話を聞く限り、以外とみんな幼いようです。
良く言えば、純粋無垢、悪く言えば、世間知らず…。
そんな感じのようです。
なぜ、そのような生徒が多いのか、妻と話し合ったところ、ある説に至りました。
きっと、受験勉強に明け暮れていたせいで、“空白の3年間があるのでは無いか”説です。
我が家のムスメもそうですが、ほとんどの生徒が4年生から塾に通学しました。
遊びたいことを我慢し、頑張って勉強して手に入れた私立中学です。
得られたものは大きいですが、特に小学校高学年で得る人間関係や、道徳的なものに触れる機会が少なかった為に、精神的に何か欠落したのではないか?という説です。
最近、下記のような記事を目にしました。
“精神的に幼い”理由は、中学受験の弊害なのかもしれません。
これはムスメが通う学校の問題だけでは無いようですね。

特に男子生徒は、精神的に幼いようです。
”男子なんか、猿山のサル達のようだ!“とムスメが言っていました。
きっと、あと1年もすると思春期が来ます。
生徒達全員が成長し、心身ともに大きく変わると思うのです。
何はともあれ、今を楽しんでいるのは確かです。
イジメがほぼ無い
ムスメと同じく、ほとんどの生徒は第一希望残念…のようです。
話を聞く限りでは、過半数の生徒達が希望せずに入った学校のようです。
そのコ達は、お互いの”悲しみ“を知っている訳なので、傷を分かち合った“同志”のような関係になるようです。
まるで、武田鉄矢の“贈る言葉”の世界ですね。
そこをきっかけにキズが絆になって、優しさを知り、仲良くなるようです。
人間が集まる場所では、大人でも子供でも、大なり小なりのイジメが発生します。
ムスメが巻き込まれるのではないかと心配していましたが、今のところその心配はないようです。
休日の集合場所は通学途中の中継点
どちらかと言えば、我が家は都心近くにありますが、学校は都心から遠ざかる方向です。
生徒達は、学校を中心に四方から集まってきます。
という事は、必然的に集合場所が通学途中の中継点になりやすいのです。
出来るだけ、通学定期でみんなが集まれる場所になるようです。
もし、学校が都心を超えた向こう側にあったりしたら、”渋谷駅で集合!“なんてことになっていたかもしれません。
何とか平均レベルの学力を維持!
ギリ合格だったので、学校の勉強についていけなくなるのではないか?
学校内での成績が悪くなれば、勉強が嫌いになり、学校に行きたくなくなるのではないか?と懸念していました。
そうならないないように、優等生にはなれなくても平均レベルは取れるように‥と、いつもムスメに話しています。
定期試験毎に成績が届くのですが、最近時はようやく、なんとか平均に届いたり届かなかったり…
この辺りの学習の取り組み方については、またの機会に、別途ご紹介させて頂きたいと思います。
良い意味でのギャップが多いのが、私立中学の魅力!
毎日のように色々な発見があり、てんやわんやし、ムスメが成長していきます。
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