中学受験をご検討中の保護者の皆様、ご苦労様です。
今回は、算数・理科の2科目だけで受験(以下、算理受験)が可能な学校について調べてみました。

うちのムスコの得意科目やんけ!
そうなんですよね♪
下記のように考えた結果、算理受験を実施する学校って魅力の一つかな、と。
- ムスコの得意科目は算数、理科。
(国語、社会は残念) - ムスコの得意科目で勝負できる学校が、入学後に彼の能力を最大限に引き伸ばしてくれるんじゃないか?という親バカな期待。
そんなワケで、算理受験校についてまとめると共に、偏差値観点でのお得度を分析してみました。
では、行ってみましょう!
算理受験校の調査
調査した動機
まず、ムスコの成績(下の表)をご覧ください。
毎回のテスト結果でアップダウンがあるものの、5年生時(2020年度)から算・理が得意科目(青枠)、国・社が不得意科目になる…という展開に。
わかりやすく書くと、こんな感じです。
算数(60)>理科(55)≫ 国語(45)≒ 社会(45)
4科目平均すると、現状の偏差値は50〜55。
でも、算理だけに着目すると…
偏差値は、ざっくり55〜60(青枠)です。
算理に集約すれば、持ち偏差値が約5アップするコトになります。
で、『4科目の偏差値』と『算理の偏差値』の乖離(以下、『偏差値差』)を5とすると…
学校選びも偏差値差5アップの学校にチャレンジ!
なんてコトが可能じゃないか?
そんな動機で、算理受験の学校を調べてみるコトになったのでした。
ちなみに、なぜ算数が得意なのか?については、こちらの記事をご参考ください。
調査結果
全ての学校を完全に調べきれた!とは言い切れないので、首都圏で算理受験を実施している学校例としてご参考頂ければ、と。
中学校 | 入試区分 | 受験日 | R4偏差値 | |
---|---|---|---|---|
城北埼玉中学校 | 男子 | 特待 | 1月10日P | 55 |
東京電機大学中学校 | 共学 | 第4回 | 2月4日P | 49 |
三田国際学園中学校 | 共学 | MST | 2月3日P | 58 |
東京農業大学第一高等学校中等部 | 共学 | 第1回 | 2月1日P | 58 |
第2回 | 2月2日P | 58 |
注!)下記の観点でまとめています。ご了承ください。
- テスト日程は、2021年の受験日を記載しています。
- R4偏差値は、2020年12月の予想偏差値より引用しています。
- 共学の場合、男子の偏差値を記載しています。
合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階(RANGE=レンジ)を示し、『R4=80%、R3=50%、R2=20%』を意味します。 出典;日能研
首都圏では4校で算理受験を実施しているコトが確認できましたが、ここから次のようなコトがわかりました。
調査結果わかったコト
4校とも午後受験校
上記の4校に共通しているのは『午後受験に設定されている学校』(以下、午後受験校)という点ですね。
午後受験校として配慮しておきたいのは、以下の4点になるかと思います。
- 午前に他校を受験した後、地理的な問題を加味すれば午後受験するコトも可能。
⇨近場で受験できる学校であるコトがベター - 特に、次の日に受験を設定している場合、遠い場所は(無理な移動)は避けるべき。
⇨ハードスケジュールにならないように! - (偏差値的に)攻めるのか?守るのか?は午前受験する学校のレベルによる。
⇨受験戦略として攻守を見極めるべき! - 本命の場合は、最優先して受験すべき!
4歳上のムスメの受験時は(検討はしたけど)受験しなかった午後受験。
算理受験校の存在を知って…かなり気になってきました!
4科目受験と比較して言えるコト
算理受験のお得度ってどうなの?
ここで言う『お得度』とは、4科目受験では手が届きそうに無い偏差値でも、算理受験なら合格を頂けるかも♪という考えです。
4科目受験と比較するコトで分析してみました。
以下は、算理受験日と、4科目受験日(偏差値最下限)で比較したリストです。
中学校 | 入試区分 | 受験日 | R4偏差値 | 偏差値差 | |
---|---|---|---|---|---|
城北埼玉中学校 | 男子 | 特待(算理) | 1月10日P | 55 | 17 |
第3回(4科) | 1月18日 | 38 | |||
東京電機大学中学校 | 共学 | 第1回(4科) | 2月1日 | 41 | 8 |
第4回(算理) | 2月4日P | 49 | |||
三田国際学園中学校 | 共学 | MST(算理) | 2月3日P | 58 | 7 |
第1回インターナショナル (4科) | 2月1日 | 51 | |||
東京農業大学第一高等学校中等部 | 共学 | 第1回(算理) | 2月1日P | 58 | 3 |
第3回(4科) | 2月4日 | 55 |
学校という枠で『偏差値最下限となる受験回』と、『算理受験の偏差値』を比較しているので、誤解があるかもしれません。
例えば、三田国際学園中学校。
受験回が『第一回インターナショナル』と、『MST』では入学後に入るクラスが異なります。ツッコミどころかもしれませんが、ご容赦ください。
ムスコ視点で見た時に、偏差値差(『4科目の偏差値』と『算理の偏差値』の乖離)は5程度でした。
というコトは、(ムスコ視点の場合)偏差値差が5以下の学校で算理受験した方がお得と言えるかもしれません。
以上から、東京農業大学第一高等学校中等部が(偏差値的な分析をした中では)算理受験がお得な学校!と言えます。(飽くまでムスコ視点の場合です。ご了承ください)
中学受験校の考え方
今回の検討は、偏差値観点でのアプローチ結果です。
4校を分析材料とさせて頂きましたが、各校ともに特色があって、各々非常に個性のある学校です。
私視点では、本気で進学してほしいと思える学校も。
(注)ムスコ視点は含まれていないです(^_^;)
ならば、受験校全てが進学希望校!ってコトで良いかも♪
と、思ったのでした。
どうせ受けるなら『滑り止め校』とか、『進学許容校』とかっていう表現はやめて…
受験する全てが『進学希望校』という概念で中学受験に臨もう!と思ったのでした。
お子様への最適化提案
最後までブログを読んで頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
もう少しだけ!お付き合いください。
我が家のムスコは、中学受験が終わるまで個別指導塾のTOMASに通わせていました。
理由は、日能研の補習として『親では見きれない子供の苦手科目をサポートしてもらうのに最適』と考えたから。
集団塾と個別指導塾の距離、立地等も重要なポイントだと思いますが、
お住まいの地域やご家庭の事情によっては、適切な個別指導塾が見つからず、お困りの人も多いんじゃないかと。
上記のような境遇で、中学受験ドクター
が良かった!というママ友の話を聞きました。
そのお子様は、以下の理由でピッタリはまったそうです。
- (色々とワケがあって)集団塾に通いたくなかった。
- オンライン授業もOKで、通塾する必要がなかった。
- 特定の科目だけ伸び悩んでいたので、科目を絞って見てもらいたかった。
中学受験ドクター
の入塾に至るまでは、下記の流れだったそうです。
- 最初に無料(オンライン)体験講義で、春野陽子先生の授業を受けた。
- 授業後、『説明がわかりやすい!』とお子様が感動♪
- 『この先生に習いたい!!』と言うコトで入塾に。
春野先生の授業風景はコチラをご参考ください。
今でも無料体験講義を受けられるそうです。
是非!ご検討してみてはいかがでしょうか(^O^)
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