中学受験を検討している小学5年生、6年生の保護者の皆様。ご苦労様です。
いつまで続くかわからないコロナ禍も、20年6月に入ろうとしています。
我が家のムスコ(小学5年生)は、5月上旬辺りから少しずつ…ホンモノのダラダラ病(以下、ダラダラ)になってしまいました。
具体的には『コロコロ買ってくれたら勉強やる』と執拗にねだられたから買ったのに、寝っ転がってコロコロ読むだけで1日が終わった…そんな体(てい)たらくです。

ただの『やるやる』詐欺やんけ!
我が心の代読者、paddle師匠!
お恥ずかしいですが、我が家の実態はそんなモンです。
6月から学校、塾が順次再開されようとしています。これでムスコが普段の生活を取り戻して、少しでもダラダラが解消されるコトを望むのですが。
すでにコロナ第2波の予感も感じる6月上旬…もし、ダラダラ感が抜けない様であれば、次の方法をお勧めします。
結論から言うと、『この際、ダラダラは肯定しちゃいましょう。苦手の暗記科目、単元の替え歌を子供と一緒に作っちゃいましょうよ!』という提案です。

そんな一朝一夕に作れるんかいな!
ほんで、ダラダラはどうするん?
ウチは、一つ作ってみましたよ。子供が引きこもって部屋から出てこない限り、まだ一緒に作れる可能性があるかと。
今回は、そのお勧め理由や作り方…等の詳細をご紹介したいと思います。
また、ネタに困る様なら…替え歌用題材としてのお勧めCDもありますので、併せてご紹介させて下さい。
ダラダラについては払拭出来ていないですが、その原因分析等についてはこちらの記事をご参照下さい。
暗記科目の替え歌のデメリット
家族からクレームが…
以前、ご紹介させて頂いたお話のその後です。
我が家では、ムスコがダラダラ中、社会・理科の中学受験に関連する替え歌を流しっぱなしにしていました。
でも、何度も聞いているうちに、ヨメやムスメからクレームが…
『せめて、リビングで全員くつろいでいる空間ではやめてくれ』と。

ヨメやムスメには関係ないモンなぁ!
…そうなんですよ。ムスコにとっては有能な替え歌も、ヨメやムスメにとっては少し勘弁してほしい存在。
リビングで家族4人がいる時は、この歌を流すコトはご法度になっちゃいました。
飽きちゃう理由
何度も繰り返し聞くのは良いコトだと思っていたのですが、さすがのコロナ禍…ムスコが少し飽きてきた感が否めません。
分析結果、下記の反省点がありそうなコトがわかってきました。
注!)これは、完全に我が家のパターンです。ご了承ください。
- バックミュージック代わりにずーっと聞かせていた。せめて、家族全員がいる時は、やめといた方がイイかな…と。
- 受動的に聞いているだけだった。
いつかは『これってどういう意味?』って聞いてくれたらシメたモンだと思っていましたが、そうなるには、まだまだ時間が掛かりそうです。ゆっくりと頻度を落として繰り返し聞かせていけば良いかなと。 - 著作権上、童話や民謡をベースにしている。良い歌が多いしゴロも合っていて覚えやすいのは確かです。かんなみまどかさんの抑揚のある美声も秀逸なんですが、最新のポップな歌が無いのは否めません。
- 実際に覚えたい単元の歌がないコトがある。こればかりは、しょうがないですよね。依頼するワケにもいきません。
ならば作ってみよう!
それならば…次の様に考えてみました。
- 覚えたい単元だけ、オリジナル替え歌を作っちゃおう。
- ベースにする歌は、著作権を気にする必要はない。理由は身内でやっているだけで、公の場で発表するワケじゃないから。
- 当然、ヘタでもゴロが合わないのも、気にしなくてOK!
以上より、完成されていなくてもイイわけです。
これで、1曲作ってみました。
作ってみた結果…
ダラダラしているムスコの前で、私は替え歌作りのマネごとを始めました。
採用した曲は『ハイホー』(白雪姫)。覚えたい単元は、理科の循環器系です。
(ちなみに『ハイホー』は、著作権が存続している様ですので、替え歌の歌詞の詳細内容はご紹介できません)
次の様なコトを覚えて欲しい…という思いでした。
- 呼吸をする時、空気は口(鼻)から気管、気管支を通って、肺、肺胞に。
- 肺動脈から流れてきた血液が、肺胞を通って空気中の酸素と二酸化炭素を交換し、肺静脈として心臓に戻る。
- 横隔膜が下がるコトで肺が膨らみ、呼吸する。肋骨が肺を守る。
…で、完成形がどうなったのか?なんとなくご想像はつくと思いますが。
ご紹介は出来ないのですが、実際の歌をベースに作り始めると…字余り、字足らずばかりで突っ込みどころ満載になってきます。
そんなコトは気にせず…歌を聞きながら、字を当てはめながら、替え歌作りを勤しんでみたのです。
ムスコの前で。
そうすると…ムスコから次の様な反応が!?
ムスコから逆提案

ここはさー、この言葉を当てはめた方がイイんじゃね?
…という、ムスコからの逆提案が。ダラダラしながらも、替え歌作りに参加してくれたのです。
あーだこーだ。なんだかんだ言いながらムスコと歌詞を作り込んでいきました。少し時間はかかりましたが…ムスコと共同作業の上、ミニ替え歌が完成したワケです。
この替え歌作戦。実は、スゴイ効果があるコトに気づいちゃったんです。
それは…
替え歌が完成した時点で覚えちゃう!
替え歌を作るプロセスの中で、覚えてしまった様です。
一緒に参加するコトで、ムスコも能動的に働きかけてきます。その過程の中で、『あーでもない。こーでもない。』と言いながら。
きっと、『替え歌を作る』という体験を能動的に参加するコトで覚えちゃったみたいですね。
もし、替え歌の題材に困るなら
ムスコが幼稚園児の頃、ベストヒット! テレビこどものうたを買ってきて聞かせていました。
ムスコが当時、好きだった『トッキュウジャー』の歌を買ってくれとせがまれた事件がありまして。その時に買ったきたCDでした。
トッキュウジャーだけのCDは買ってやれないから、妥協点を見つけて購入した…と記憶しています。
この中に『ハイホー』の歌も入っていました。
『ハイホー』と『肺胞』が私の脳内で直結したのも、このCDを聞いていたからですが、他にも以下の様な歌が収録されています。
ご参考ください。
収録内容
- ブンバ・ボーン!(おかあさんといっしょ)
- ようかい体操第一
- レット・イット・ゴー~ありのままで~(アナと雪の女王)
- みんなのリズム(おかあさんといっしょ)
- 地球ぴょんぴょん(おかあさんといっしょ)
- 烈車戦隊トッキュウジャー
- 夢をかなえてドラえもん(キャラクター・ソングバージョン)
- アンパンマンたいそう
- いえイェイ!!
- おっす!イスのおうえんだん(みいつけた!) 1・3番ver.
- おめでとうを100回
- 笑顔がE-ネ!
- V(ボルト)
- 空・前・絶・後 Kuu-Zen-Zetsu-Go
- サボテンより あいをこめて(みいつけた!) ショートver.
- ビュンビュン! トッキュウジャー(ワンハーフ)
- おどるポンポコリン(ちびまる子ちゃん)
- アンパンマンのマーチ(コロムビアカヴァーヴァージョン)
- ハイ・ホー(白雪姫)
- 崖の上のポニョ(崖の上のポニョ)
- 北風小僧の寒太郎
- でんきの子ビリー
- あしたてんきにな~れ!
- 勇気100%
- Let It Go レット・イット・ゴー~ありのままで~
出典:コロムビアミュージック
結構名作揃いで、お得だと思いませんか?
替え歌のネタ作り用素材が見つかったのも、このCDをムスコと一緒に聞いていたからです。
これに限らず、幼児期に良質な歌を聞かせてあげるコトは、特にムスコの場合は幼児体験として良かったと思います。
音楽が好きになって、ピアノを始めるムスコに育ってくれたルーツとなったCDの1枚…と言っても過言では無いからです。
皆様のお子様にとって『思い出の1枚』が、見つかるとイイですね。
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