中学受験をご検討中の保護者の皆様、ご苦労様です。
私のムスメが、私立中学受験を終了しました。
受験には合格か不合格か、すなわち合否がつきものです。
合否とは、当落線上の”合“側にいるか、”否”側にいるか、単純に言えばそれだけの話です。
今回、ご紹介させて頂くのは、その当落線上にいたムスメの話です。
このお話を通してお伝えしたいのは、下記3点です。
- 合格するのは必然です。
- 合否の分かれ目は、団子状態なのにバッサリ切られます。
- 結果は素直に受け入れよう。
具体的にどう言うコトなのか?
掘り下げながら解説していきますね。
では、行ってみましょう!
合格したのは必然だった?
なぜか?奇跡的に?合格した学校です。
しかし、今から考えると合格するのも必然だった気がします。
受験教科の配点が、かなり特殊なのです。
算数が国語より点数が高く、国語が100点満点、理科、社会が50点満点です。
算数だけ、受験前のラストスパートでグーンと伸びました。
伸びたというか、ミスが減った分の点数が稼げるようになったという方が正しいかもしれません。
算数で点数を稼ぎ、他の科目は逃げ切った。
受験後に学校側から届いた成績は、それを物語るようでした。
ムスメの中学受験結果
ムスメが通う学校
ムスメが通う学校は、東大合格者も出るレベルの進学校です。
県内でもどちらかと言えば、偏差値的には上から数えて上位に位置します。
受験時は、まさか合格するとは思ってもみなかったチャレンジ校でした。
日能研に通っていたのですが、偏差値表上のR4偏差値にはほど遠かったと記憶しています。
合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階(RANGE=レンジ)を示し、『R4=80%、R3=50%、R2=20%』を意味します。
出典;日能研
具体的には5ポイント近い差で、合格判定模試では常に”努力ゾーン“でした。
最終的には、娘の努力もあり、末席を頂く事ができました。
学校から中学受験結果と共に成績(点数)が学校から送られてきたのですが、本当にギリ合格点に乗っていたという感じです。
ギリ合格!ギリギリ不合格!
どれ位のギリ度合いかを、受験した学校を例に説明します。
この学校には二つコースがあります。
例えて表現するなら、“Aコース”と“Bコース”です。
まず、“Aコース”でギリ合格でした。
“Bコース”では、合格点の189点に1点足りない188点。
不合格です。
まさに合否の“合”側と、“否”側を体感する結果でした。
※下の写真は、当時のムスメの“Bコース”受験時の成績です。

合否ラインは団子状態!
裏面に4科目得点分布の表が載っていました。
合格ラインの189点がどこに位置するのか、見て頂きたいのです。
181〜200点のゾーンですが、人数が最多の167名います。
まさしく合格ラインは団子状態!なのです。
そして、バッサリ!切られるのです。きっと1点差で合格、不合格だった人が、ここに何十人といる事が想像できます。

結果は素直に受け入れよう
このように、後から成績が送られてこない学校は、結局は自分がどの立ち位置にいたのかがわかりません。
不合格になって涙を流す人達の中には、団子状態の合否の”否“側にいたかもしれません。
もし、1点差であっても”合“側に入れるなら、”合“側にいたいですよね。
もう少し余裕を持って取り組めれば良いのですが…思いっきり背伸びして狙う学校なのですから、こればかりはしょうがないですね。
『結果は素直に受け入れよう』
これは、私が今でも自分自身に言い聞かせている言葉です。
私が家庭教師役になって、一緒に並走しながら受験勉強を頑張ってきました。
悔やんでも悔みきれない思いです。
今でも、”あの時、ああしていれば…“と思い直すことが多々あります。
受験後は中学生活へ…
受験後は、アレよあれよと生活に追われ…あれから、5年が経過しました。
高校2年生になった現在、ムスメは楽しく?学校に通っています。
中高生活は楽しんで…でも、大学受験で是非!リベンジを果たして欲しいですね。
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