コロナ禍でピアノ教室はオンラインレッスン、個別指導塾は対面で再開

TOMAS

話は遡り…2020年2月、コロナ禍直前の話です。ムスコは集団塾N以外の習い事で二つ、ピアノと個別指導塾に通っていました。

コロナ禍となった2020年4月末現在。

ムスコが通うピアノ教室は、コロナ禍でのマンツーマンの対面指導は濃厚接触になるため、閉鎖しています。代案として、その教室の先生はオンラインレッスンを提案しました。

現在は、自宅でレッスンを受けています

一方で、個別指導塾。同じくマンツーマンの対面指導で濃厚接触になります。この塾もコロナ感染対策を提案しました。その対策案は一見完璧ですが、どうしても不安を払拭できないのです。

そのため、一旦個別指導塾を退会するコトにしました

今回は、コロナ禍の中で明暗を分けた二つの習い事について。決め手となった教え手側のコロナ感染対策について考察してみました。

ピアノ教室の対応

まず、お断りしておくと、私は音楽的センスはほぼありません。ですので、音痴な私が書いている記事…という、温かい目で読んで頂けると嬉しいです。

ピアノを習い始めたキッカケ

練習の負荷は、息抜き程度です。発表会やコンクールに出たり…等、ガチでやっているワケではありません。

下記の流れで、ムスコはピアノを習うコトになりました。

  • 元々、ムスメがピアノを習っていたので、家に電子ピアノがあった。
  • ムスコは幼い頃から幼稚園や学校で習ってきた歌をよく歌っていた。その歌がウマくて、褒めると良く歌ってくれていた。音感はとても良かった。
  • 習い事を決める時にテニス、サッカー等の運動系を体験させたが、イマイチ習いたがらなかった。
  • 妻が親しくなった人が、ピアノの先生。なんだかとても親切そうだった。
  • 妻は音感の良いムスコに音楽の才能があるのではないか?と期待し、ピアノ教室への入室をムスコに勧めた。
  • ムスコにピアノ体験レッスンをさせてみた結果、ムスコも先生のコトを気に入った。

こんな経緯があって、ピアノを習うコトになったのです。特に嫌がるコトもなく、なんだかんだ、2年ほど習っています。

実は凄腕のピアノ先生だった!

実はこのピアノの先生。個人経営ながら、かなりの凄腕です。

  • 市販顔負けの教材を作成。
  • 練習風景をSNSを使い、レッスン時の子供の様子を情報提供してくれる。
  • 定期的な面談で、家庭でのレッスンをサポート。

そんな配慮の行き届いた指導が口コミで評判を呼び…現在では、生徒数も50人以上擁しているそうです。

対面レッスンは、3月で閉鎖に

ピアノの先生側もコロナ禍での対面レッスンは危険だと認識し、3月で一旦閉鎖するコトに決めたのでした。

さすがの凄腕先生!苦渋の決断だったと思いますが、生徒の健康を第一に考える姿勢と判断、実行に移すスピードに感心しました。

『まぁ、この状況じゃあ、しょうがないよね…』くらいに思っていたのですが、さすがは凄腕先生です!次の一手が早かったのです

オンラインレッスン化

3月末。先生から、オンラインレッスンの提案があったのです。

元々、息抜きでやっているピアノレッスン。子供に聞いてみたところ、『一応、やってみる』との返答。

前向きでもなければ、後ろ向きでもないその返事。我がムスコだし、しょうがない。

そんなワケで、『オンラインレッスンでやってみよう』という運びとなったのでした。

下の写真は、練習風景です。


筆者撮影

ピアノの左上にスマホを置いて、先生とはビデオ通話で繋がります。これで、オンラインレッスンが可能となりました。

『LINEよりZOOMの方が動画の写りが良い』、『スマホの位置はここに置いてくれると良い』等、先生側から提案がどんどん入ります。

オンラインレッスンもトライ&エラーを繰り返しながら、ブラッシュUPされてきました

ムスコの反応は…イマイチ前向きでは無いですが、拒否反応を示している様子も無いので、まぁ良いか。と、考えています。

個別指導塾の対応

個別指導塾に通い始めたキッカケ

2020年2月から個別指導塾に通わせていました。

  1. ムスコは国語、社会が超苦手科目。
  2. 父の私が勉強のフォローをしているものの、ムスコが私の解説を聞こうとしない。
  3. 特に記述問題等、書くのを極端に嫌がる。というか、書かない。
  4. 私が教えるには限界だと悟り、国語、社会をアウトソーシングするコトに。

上記の過程があり、個別指導塾に通うコトになったのです。

コロナ禍で状況は一変

コロナ禍での状況…3月中旬までは危険だと思いながらも、通わせていました。

3月下旬からは、『さすがにマズイ状況なんじゃないか!?』という私の判断で、4月は休ませてもらう連絡を入れました。

また、4月に入って政府から緊急事態宣言が発令されると、塾側も4月は塾を閉講します。との案内が。

『そりゃ、そうなるわな。しょうがないわな。』という思いがあった反面、親が勉強をサポートするコトに限界を感じていました。

特に国語。『このままいったら、子供の学力は下がる一方だ』という危機感はあるものの、この状況では外出するコトすら危険です。

迷ったものの、最終的には…

コロナが終息するまで『身の安全』なくして『学力の向上』はあり得ないから一旦退会しよう、と判断しました。

個別指導塾側の対応

塾側は、下記対応で4月22日に塾を再開します。とのコト。(原文ママ)

  1. サージカルマスク着用・入室時のアルコール消毒
    社員・講師・生徒は全員マスク着用とし、入室時に手指の消毒を行います。
  2. 医療用飛沫感染防止マスク・ビニールカーテンの設置
    顔全体を覆う透明マスク(フェイスシールド)の着用(講師に)や、さらに講師と生徒の間を仕切るビニールカーテンの設置により、生徒と講師の接触・飛沫感染を防ぐ個室を用意しています。
  3. 高さ 190 cm超の防御壁
    完全 1 対1の個別指導は、高さ 190 cmを超えるパーテーションで仕切られています。
  4. 1区画ずつ間隔を空けて実施
    原則、2 メートル以上離れた状態で授業を実施します。
  5. 教室全体の消毒の実施および定期的な換気の実施
    個別ブース内の定期的な消毒及び、定期的な換気を実施します。
  6. 講師はブースにて待機
    講師同士の感染を防ぐため、講師控え室は使用せず、講師は個別ブースにて待機します。
  7. 実施基準
    政府および東京都が要請する基準に準じて、授業を実施します。

出典:TOMAS

実際の対応について、ビニールのレールで仕切った現場を拝見させてもらいました。(2020年4月25日)

これらの対応は、完璧だと思うのですが…一抹の不安は拭いきれません。

何が不安か?ずばり、対面授業はそのまま継続する…という塾側の根本的な判断です。

個別指導塾に確認結果

本来ならば、継続させたい個別指導塾なのですが、対面授業という塾側の対策案では継続できません。

コロナ禍で継続するためのただ一つの手段…それは『オンライン授業』だと思っています。

一旦退会するにあたり、塾長と少しお話しました。以下、会話形式でお届けします。

ハドル
ハドル

今後、『オンライン授業』をやる予定はありますか?

塾長
塾長

今のトコロ、無いですね。何年か前にやっていたコトはあったんですが…

ハドル
ハドル

コロナ禍が終息しない限り、対面授業は考えられないんです。塾にたどり着くまでも公共交通機関を使うし、危険なので。

塾長
塾長

そうですよね…わかりました!終息していなくても結構ですので、もし学習面でご相談があれば、電話してくださいね。

ハドル
ハドル

う…(なんて良い先生なんだ!)、ありがとうございます!

そんなワケで、一旦退会するコトになりました。

まとめ

何よりも問題なのは、コロナ禍で家に閉じこもりっぱなしだと、変化の無い生活になってしまうコトだと考えています。

ピアノをガチでやっている人には申し訳ありません。

でも、ピアノで外部の先生と繋がるコトによって、少しでもムスコのストレス解消につながれば…と考えています。

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