中学受験をご検討中の保護者の皆様、ご苦労様です。
日能研に通うムスコは、来年に中学受験を控えて今年が勝負の年!
ちなみに、4歳差上のムスメは中学受験終了組で、同じく日能研に通っていました。
で、二人の履歴をリストにまとめてみました(^O^)
日能研 サポート歴 | ムスメ | ムスコ |
---|---|---|
1年目 | 小4 | 幼稚園 |
2年目 | 小5 | 小1 |
3年目 | 小6 | 小2 |
4年目 | 中学受験⇨中1 | 小3 |
5年目 | 中2 | 小4 |
6年目 | 中3 | 小5 |
7年目(今年!) | 高1 | 小6 |
8年目 | 高2 | 中学受験(予定) |
黄色マーカー部が、子供達が通塾していた年を表しています。
そして、通塾期間は親の私が勉強をサポートして来たコトになります。

親のサポートが〜!切れ目なしで続いてるやんけ〜!!
そうなんですよのpaddle師匠!
子供にとっては3〜4年で卒業した日能研ですが、親の私にとってはついに7年目の日能研!
延々と続いた通塾サポート生活も、今年で最後の年度になります。
今回は、通塾サポートを続けて分かったコト、特に先生や人事異動にまつわるあれやこれやを書いてみたいと思います。
『アルアル!』と共感して頂ける内容もあれば、『そんなワケないでしょ!』とツッコミたくなる内容もあるかもしれません。
個人的主観が多分に含まれるので、ツッコミ必至かも?その点は、ご容赦ください。
では、行ってみましょう!
入れ替わる先生達
室長は3代変わりました。ざっくり平均すると3年程度で代替わりしてきたコトになります。
任期は約3年程度?ですかね。
ムスメが入塾当初にいた先生達も、7年の間に全て総入れ替えして…すっかり新陳代謝されました。
短い人で1年、長くても5年程度で人事異動があるようです。
保護者の私の方が古株…という存在になっちゃいましたね(^O^)
入れ替わる理由…固定観念からの脱却
個別面談時に、とある先生に聞いてみたコトがあります。

先生方は異動が多くて大変ですね。長く同じ教室にいないのは、日能研の方針ですか?
その先生は、次のように回答して下さいました。

定期的に異動があって、同じ教室に居座らないようなシステムになってます。ずっと同じ教室にいると、固定観念から抜け出せなくなるからですかね。
確かに、一つの教室に長年在籍していると固定観念として定着し、考え方が凝り固まった老害みたいになりそう…という懸案がありますね。
入れ替わる理由…臨機応変に対応できる人材育成
個人的に考えてみたのですが、先生に経験を積ませて臨機応変に対応できる人材に育成するコトがもう一つの理由なんじゃないか?と。
地域によって、受験校、受験者層…等、ニーズが異なって来ます。
固定観念から脱却し、臨機応変に対応できる人材になるには、一定期間で異動して先生に経験を積ませるコトがマストです。
日能研内でどのような規定があるのか?わかりませんが、今までいた先生が急にいなくなるのは少し寂しいですね。
忘れるくらいが丁度イイ?
寂しく思うのは、我が家みたいに継続して子供の面倒を見てもらう親だけの気がします。
子供にとっては、中学受験塾は受験を終えたら『巣立って忘れていく場所』であるべきなのでは?と。
二月の勝者 ―絶対合格の教室―(10) (ビッグコミックス)では、元フェニックス同僚の灰谷先生と黒木先生が次のようにやり取りするシーンがあります。
『…そうやって偽善ぶっていても、フェニックス時代の貴方(黒木)を覚えている生徒などもういない。』
黒木先生にとがめる灰谷先生に対して、
『本望だ。忘れている位で丁度いい』と、サラッと流して駅に向かって去っていく黒木先生。
黒木 蔵人(くろき くろうど)
フェニックス吉祥寺校講師→桜花ゼミナール吉祥寺校新校長。仏頂面で、あまり表情を変えない。「塾講師はサービス業」「中学受験は課金ゲーム」と過激な発言をし、佐倉や橘に反感を買われることが多い。フェニックスに勤めていたころは、全生徒の中でもトップのクラス“サミット1”の専属講師をしていた。
- 灰谷純(はいたに じゅん)
講師。フェニックス吉祥寺校にて勤務。
忘れている位で丁度いいと言い放った黒木先生は、9巻で引きこもりになった元教え子の存在が脳裏によぎったんじゃないかと。
思い入れがある生徒だったとしても、中学受験後は生徒に関与するコトが出来ません。
中学受験後は、日能研を忘れるくらいの方が(子供にとっては)健全なのかもしれませんね。
意外と?対応が良い
塾側から各自宅に様子見や、励まし等の電話がかかってきた…なんてコトはほとんどなかったです。
コロナ禍で一回あったかなぁくらいです。
これは、他塾と比べて先生に対する生徒数が多いからなんじゃないか?と。
でも、こちらから要望したら意外と聞いてくれます。
今まで、我が家が塾に相談・お願いした案件は以下の通り。
【ムスコの案件】
- コロナ禍で自宅待機中、ムスコはダラダラモードに。先生から巡回電話という名目でムスコに話しかけてもらう形で電話するようにお願いした。(ムスコに対し)『しっかり頑張ろうね』という主旨の激励電話をかけてもらった。
- ムスコとトラブルが絶えず、親としては八方塞がりに。日能研に相談の電話をすると、その日のうちに面談対応してくれた。
- 授業後、塾で自習するように(親が)言っても聞かないので、先生からムスコにそれとなく言ってもらうように誘導してもらった。その後、授業後に自習してから帰宅する習慣が定着した。
【ムスメの案件】
- 家族全員インフルエンザにかかって1週間ほど家から出られなくなった時には、受けられなかったテストを自宅に郵送してくれた。
- 2月1日の受験を終えて、2日の合格発表で残念だとわかったムスメ。
2日は受験設定していなかったので、日能研に電話相談結果、塾側で一時預かってもらうコトに。精神的に安定するまで面倒を見てもらった。
色々書き出してみて思ったコトは、一つ一つがブログ記事になるなぁ、というボリュームの思い出ですね。
別途、機会があればご紹介したいな、と思います。
話を戻しますね。
我が子達は、親の言うコトは聞かないけれど、先生の言うコトは聞いてくれます。
これはひとえに、先生と生徒の間で信頼関係が築けているからじゃないか、と。
(もちろん、そうじゃない先生も若干いたのは事実です)
いざと言う時には、塾側に頼るコトで解決できた案件も多々あったのは事実です。
大手塾の日能研のメリットとして、テクニカルな解法伝授や豊富な受験情報!という声はよく聞きます。
加えて、要所ではメンタル的なケアもしてくれるところが日能研の隠れたメリットかな、と。
子供を日能研に預けて良かった(^O^)と思える点ですね。
最後に
改めて、子供達を7年通塾フォローしてきて言えるコトは、総合して良い塾なんじゃないかな、と。
先生達のフォローが手薄になりがち…とはいえ、要望すればそれなりに対応してくれます。
特に日能研に通塾されるお子様の保護者様は、困ったコトがあれば相談してみるコトをオススメします。
胸の内に抱えてストレスを抱え込むよりも、先生に話すだけで気が楽になりますから。
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