中学受験をご検討中の保護者の皆様、ご苦労様です。
『2月の勝者』では、埼玉受験に出てくる中学校を次の様に例えています。
作中の中学校 | モデルと思われる学校 |
---|---|
埼玉西中学 | 栄東中学校 |
開墾中学校 | 開智中学校 |
宵の星中学校 | 浦和明の星女子中学校 |
我が家のムスコも、開墾中学校を受験しました。
その受験体験記をまとめたので、ご紹介したいなと。
2023年度以降に続く方々の参考になれば、と思います。

気になるトコロですよね。
結論から言うと…合格を頂けました!
かなりギリギリ(^_^;)でしたが、合格は合格。
合否を分けたものは何だったのか?についても考察してみました。
では、行ってみましょう!
1月校受験の重み
1月。埼玉県の中学受験は、『お試し受験』と言われています。
そんな中、埼玉の中学校を本命で受験するご家庭もあるワケで。
我が家も例外ではなく、親にとって埼玉校は第一志望校!
1月校の合格=1月の勝者
というコトになるんです。
1月校の受験は2月校の受験より重たい位置付けであり、プレッシャーのかかる受験でした。
注)飽くまで親視点です。ムスコにとっての第一志望校は2月にあるので(^_^;)
試験日程&結果
試験日程&結果は、以下の通り。(2022年受験)
日程 | 受験種別 | 予想R4偏差値 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1月10日 | 先端① | 54 | 合格 |
1月11日 | 先端特待 | 62 | 受験せず |
1月12日 | 先端A(午前) | 55 | 不合格 |
算数特待(午後) | 61 | 不合格 | |
1月15日 | 先端② | 53 | 合格 |
合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階(RANGE=レンジ)を示し、『R4=80%、R3=50%、R2=20%』を意味します。 出典;日能研
日程と結果を書いてみたのですが、ちょっとしたドラマもありました。 各回毎にご紹介しますね。
1月10日:先端①
朝からヤケにハイテンションなムスコ。
浮き足立ってるし、ちょっと大丈夫か?と思ってしまう様な言動。
後からムスコに聞いた話だと、とても緊張していて気を紛らわすための言動だったとか(^_^;)
そんなムスコが冷静になれたのは、試験会場で友人のシンヤ君(仮名)にバッタリ会ったから。
基本的に日能研では、1月受験に際して以下の約束事があります。
- ドコの学校を受験するかを友人同士で話さないコト。
- 受験結果について、友人同士で話さないコト。
ムスコも友達も、律儀に約束を守っていたのでお互い受験校を知らなかったワケです。
受験会場でバッタリ会ったコトにビックリしたものの、うれしくなり、安心し、心強くなり。
⬇︎
いつも通りのパフォーマンスが発揮できた。
⬇︎
合格に繋がった。
偶然だけど、初戦を『合格』で飾れて幸先良いスタートを切れたのは、仲の良い友人がいてくれたお陰でした(^_^)
余談ですが、当日の午後受験校(別の学校)、11日の受験校(また別の学校)も、同じくシンヤ君にバッタリ会う…という奇跡がありました(*´꒳`*)
1月11日:先端特待
先端特待は受験しないコトに。
偏差値表上では60越え。
御三家狙いの猛者達が腕試しにやって来ると予想される回です。
勝てる可能性がほぼゼロの勝負はしない。
まだ受験が続くムスコにとって、自信喪失させないようにするための戦略でした。
チャレンジが悪だと言うわけではないのです。各ご家庭の判断によりますね。
代わりと言っては何ですが、この日はお守り校を受験するコトに。
詳細は、コチラをご参考くださいm(__)m
1月12日:先端A(午前)
少し難易度が上がる受験回。
なぜ、『先端A』なのか?
これは、2020年まで『先端A』、『先端B』があった名残だと思います。
※2021年から『先端B』が廃止。
もっと以前の話になると、『一貫』、『先端』に分かれていたのがそもそもの名残かもしれません。
少し脇道にずれちゃいましたが、結果から言うと『不合格』(>_<)
う〜ん、残念。
…と思いきや、ムスコは何とも思っていない様子。
一方、同じ回のテストを受けたシンヤ君も不合格。彼にとってはショックだったらしく…しばらく落ち込んだ模様です。
後を引き摺るか?引き摺らないか?
受験が続く最中、気持ちの切り替えも大事ですね。
1月12日:算数特待(午後)
受験前の過去問対策。ムスコは、どの受験回でも最低合格点を突破できず…諦めて学校のランクを落とした方がイイのか?という状況でした。
ところが、過去問で唯一合格点以上を取れたのがこの『算数特待』。
ギリギリ行けそう♪
…という感覚を持って受験に挑んだのですが、残念ながら『不合格』(>_<)
一問あたり6点、又は8点で構成されるのですが、8点足らずで不合格と。
午前受験の疲れが出たのか?
準特待、A特待、S特待とある中で、準特待を頂けたかもしれないと思うと、悔やまれます。
ちなみに、準特待合格は入学金(10万円)が免除されます。
1月15日:先端②
この回以外は、全て新都心会場(さいたま新都心)で受験しました。
理由は、家から近いから(^_^)
連日の受験で疲労が溜まると予想し、出来るだけ疲れないように…という判断でした。
でも、学校に行く機会があると良いなと思い、最後の回である先端②だけ本校会場で受験するコトに。
受験結果は…なんとか合格を頂けましたが、合格ラインの1点差!
1点差であろうと合格は合格。
特筆すべきは、友人のシンヤ君がいないどころか、知り合いが1人もいないアウェーな状態での受験での合格ゲットです。
貴重な体験をさせて頂けました。
試験結果の開示
合格発表と共に、試験結果を点数開示してくれます。
どういう点数開示なのか?
少しご紹介したいと思います。
入試結果発表サイトに入ると、下図のように合否と点数開示されます。
ちなみに、不合格の場合はこんな感じです。
あと、得点分布表も見るコトができます。
受験者数と何点毎に何人いたのか?自分の立ち位置がどの辺りにいるのか?知るコトができます。
2月に本番受験を控えたご家族にとっては、ありがたい情報と言えますね。
合否の分かれ目
過去問を解いている期間(9〜12月)、(前述の算数特待以外)1回も合格点を越えられなかったムスコ。
日々成長し、受験日当日に初めて合格点を超えるコトができました♪
そこには、学力的な成長があったものの、前述のような偶然、マインドが重なったからかもしれません。
- いつも切磋琢磨してきた友人と試験会場で出会えたコトが安心材料となった。
- 不合格になっても引き摺らず、常に前を向いていた。
受験で『合格』を引き寄せられたのは、普段の成績よりも運の強さだったりメンタルの方が、大きなウェイトを占めていたから…かもしれませんね。
2月の受験は、親にとっては合否が気になる受験では無い状態。
気楽な気分で見届けたい、と。
そして、合否に関わらずムスコにとって良い経験になってほしい、と願っていましたが…
そんなムスコの2月の受験体験記は、コチラをご参考くださいm(_ _)m
お子様への最適化提案
最後までブログを読んで頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
もう少しだけ!お付き合いください。
我が家のムスコは、中学受験が終わるまで個別指導塾のTOMASに通わせていました。
理由は、日能研の補習として『親では見きれない子供の苦手科目をサポートしてもらうのに最適』と考えたから。
集団塾と個別指導塾の距離、立地等も重要なポイントだと思いますが、
お住まいの地域やご家庭の事情によっては、適切な個別指導塾が見つからず、お困りの人も多いんじゃないかと。
上記のような境遇で、中学受験ドクター
が良かった!というママ友の話を聞きました。
そのお子様は、以下の理由でピッタリはまったそうです。
- (色々とワケがあって)集団塾に通いたくなかった。
- オンライン授業もOKで、通塾する必要がなかった。
- 特定の科目だけ伸び悩んでいたので、科目を絞って見てもらいたかった。
中学受験ドクター
の入塾に至るまでは、下記の流れだったそうです。
- 最初に無料(オンライン)体験講義で、春野陽子先生の授業を受けた。
- 授業後、『説明がわかりやすい!』とお子様が感動♪
- 『この先生に習いたい!!』と言うコトで入塾に。
春野先生の授業風景はコチラをご参考ください。
今でも無料体験講義を受けられるそうです。
是非!ご検討してみてはいかがでしょうか(^O^)
コメント
2023年日能研受験生の母です。
検索サイトからヒットしました。
参考になる内容ばかりで、とても感謝しています。
息子くんいよいよ本番ですね。
心から応援しています!
応援コメントありがとうございます!
初めて頂きました(^o^)とても嬉しいです♪
ここ半年近く、受験勉強の伴走等でブログの更新がままならない状態でした。
親子ともども、何とか健康な状態で受験日を迎えられたのが良かったなと思っています。
kozu様も、2023年受験に向けて頑張って下さいね!